医療事務 専門学校

医療事務の資格は、本当に再就職に有利?

医療事務の資格取得者の実情は?

医療事務は、特に女性に人気が高い職業だと言われています。実際、病院などの受付業務を行っている人を見れば、圧倒的に女性が多く、ナースステーションで院内の医療事務を行う院内クラークも女性の割合が多いことが見て取れます。診療科によって、男性が多いかもあるのでしょうが、全体的に見ると女性の割合が多い業種ということができると思います。

医療事務の職場は、女性の割合が多いことから職場環境も女性に優しい配慮が行き届いている傾向があります。そのため、人気が高く、また、最も初心者向けの、メディカルクラークの資格は通信教育などを利用して比較的取りやすいという条件が重なって、挑戦する人が増加しています。試験が毎月行われることや、通信教育でも十分受験勉強ができるということもあって、子供の手が少し離れたから、そろそろ仕事に就きたいと考える女性が、再就職に有利になるようにと挑戦するケースが多いという状況になっています。

医療事務の資格は再就職の足がかりになり得るか?

メディカルクラークの資格試験は毎月行われているため、受験者数は、医療事務の資格試験の中でも最も多いと言えます。当然合格者数も多くなりますから、「資格取得者が多いのだから、再就職に有利とは言えないんじゃないか?」という意見もあるようです。

通信教育で初めて医療事務の資格に挑戦する場合、講座を終了して後、試験に合格すると、派遣契約で医療事務の仕事先を紹介してくれるなどの特典をつけているところもあります。こうした制度を上手に利用すれば、資格を取った上、仕事も見つかることになりますから、「とにかく就職したい」というニーズにはうってつけと言えるでしょう。

医療事務の職場の場合、都市部には新しい病院ができて募集が増えている傾向がありますが、地方都市では横ばいから、微増という状況で、また、一度就職すると退職する人が少ないことから、募集が急増というわけには行かないようです。しかしながら、医療事務の職場は、病院だけではなく、薬局等で短期の募集を行うケースもありますから、こまめに探してみると勤務先はみつかることが多いと言われています。募集はなくても、ここぞ、と思う病院に直接尋ねて歩いて、仕事にありつけたという方もいらっしゃるようです。資格を持っていることで、実務経験がなくても、事務能力があると判断してもらえるため、資格があることで再就職にはより、採用されやすくなり、給与面でも無資格未経験よりは条件がよくなるということは言えるでしょう。

医療事務資格試験に挑戦!三大資格の時期と回数は?

医療事務の資格試験

医療事務には「三大資格」と呼ばれる3つの資格があります。それぞれ、難易度や合格率、試験回数も違います。今回は、三大資格の試験制度と難易度など、試験そのものについて、まとめてみました。

医療事務技能審査試験

医療事務の中で最も初心者向けの資格です。通信教育講座でも、医療事務というと、この資格を指すものと思われている方もいるくらい、医療事務の資格の中では最もポピュラーなものです。2級と1級があり、1級の試験は実務経験1年6ヶ月以上にならないと、受験資格が得られません。

試験は年12回、毎月行われており、合格すると「メディカルクラーク」の称号が与えられます。

通信教育から、スクールでの受講など、勉強方法で費用は3万から10万程度と合格までかかる経費の金額には幅があります。

試験では学科が1科目、実技が診療報酬明細書の作成と、接遇の2科目、計3科目で行われます。

医療事務管理士認定試験

メディカルクラークの上位資格とも言える資格が、医療事務管理士認定試験です。この試験で合格すると医療事務管理士の称号が与えられます。医科と歯科の区分があり、試験では、医学全般に関する知識、レセプト請求に関する実務能力が問われます。

試験では学術試験の他、レセプト作成の実務試験問題が3問出題されることになっています。

試験は、1ヶ月おきに、年間6回行われることになっており、年間4万人ほどが受験しています。合格者は過半数程度と、やや、難しい試験と言われます。

診療報酬請求事務能力認定試験

国家試験ではなく、厚生労働省の認定試験となっていて、ちょっと、ほかの試験とは違った、国家認定資格と言われる資格です。

受験資格はなく、誰でも受けられる資格のため、受験者の年齢層の幅が広く、学生さんから、ベテランの年代まで試験を受けていますが、試験そのもののレベルは高く、最難関と言われています。

試験には、医科と歯科の区分があります。

試験は7月と12月の年2回のみ、試験科目は学科と実技になります。学科試験の分野が6項目と広いのも、難易度が高くなる原因でしょう。しかし、同時に、医療医務の最高峰とも言われる難関試験で、合格率は、医科では30%未満、歯科で30%強と、非常に厳しい試験です。

医療事務の、現場での仕事内容を教えて1

医療事務の仕事内容は受付がメイン

医療事務の仕事内容で、もっとも代表的なものは「窓口での受付」です。これは、外来の場合と、院内クラークと呼ばれる、入院病棟のナースステーションでの事務の場合で、多少の違いがあります。

外来の場合、患者の健康保険証、診察券の確認や、カルテの発行をして、診察の準備が整ったら、患者さんを呼び出したり、診察室の案内もします。

診察が終わったあと、会計や処方箋を渡すのも仕事です。会計のための計算は、現在はほとんどIT化されてパソコンで入力するだけで可能になっています。

入院患者さんに対しての医療事務を行うのが、病棟クラークで、入院患者さんのカルテの準備や、レントゲン、MRI、PETなどの画像データーを整えるのも仕事の一つです。

入院にかかる費用や、入院中の院内での諸注意、案内なども仕事の一つです。限度額申請などを行っている患者さんに対応したり、見舞い客の記録等事務手続きの仕事を行うときもあります。

診療報酬に関する業務

医療事務の仕事の、2本柱は、接遇とレセプト作成と言っても過言ではないでしょう。レセプト作成(診療報酬明細書作成業務)は、他の一般事務と医療事務を分ける、専門的な業務といってもよい業務です。

国民皆保険が導入されている日本では、保険制度によって、患者は医療費の一部を負担すれば診療を受けることができます。保険で賄われる分の金額を、保険組合に請求するため、診療報酬点数を計算して、月ごとの診療報酬明細書を作成すること、これが、「レセエプト作成」と言われている作業です。レセプトを作成してから、請求作業までを行うことが多いです。

院外処方箋薬局での医療事務の場合は、薬の点数を計算して、請求を行います。

その他の業務

医療事務に付随した業務として、

・診療の支援
・医師、薬剤師の秘書業務
・オペレーター業務
・在庫管理、図書整理他

などの業務が必要になる場合もあります。

医療事務資格者の平均年収はどんな感じ?

医療事務従事者の平均年収ってどのくらい?

医療事務というと、医療機関での勤務というイメージから、高額所得者という印象があるようです。しかし、実際は派遣労働での就労が多いこともあって、そんなに高い重量をもらっている人はいないというのが実情のようです。各種の求人サイトなどで、年収を調べてみますと、平均年収は、300万未満となり、極端に高くはありません。

年齢別にみると、20代の男女で医療事務で働いている方は、平均年収200万強となっており、あまり高くはないことがわかります。

資格があると年収アップ!

医療事務の場合、就職に医療事務関連の資格は必ずしも必要とは限りません。経験者が優遇され、資格もあったほうが就職しやすいことも確かですが、一方で未経験者を採用することもないではないのです。

では、仕事や収入の上で、資格がどう影響するのか?といいますと、「諸手当」については、間違いなく、資格を持っている人の方が、無資格の人よりも厚遇されます。資格を持って働いていることで「資格手当」などの支給がされる条件のところでは、上位資格を取るほど給料が上がるということになるからです。個人病院の場合は、必ずしもそのような待遇とはいいきれません。しかし、総合病院などでは、そうした給料体系をとっているところが多いようです。個人病院の場合でも、資格を持っていることで、基本給を上げるなどの対応をしているところもあります。

派遣で働く場合の平均年収は?

平成の大不況に影響されて、医療事務の仕事も派遣労働者として働く方の割合はかなり上昇している傾向です。実際の派遣労働で医療事務を行っている方の年収はどうなっているのでしょうか?

正規雇用の場合と比べると、派遣労働の場合の年収はどうしても低くなります。派遣で医療事務を行う人の割合は、メディカルクラークなどの、医療事務の資格の中でも初級といえる資格で働く方が多くの割合を占めていることや、通信教育の医療事務講座を修了して資格を取った方が、派遣労働書跡して登録するケースが多いことも報酬額を引き下げる原因になっていると思われます。月収にすると19万円程度、賞与なしという条件のところも多く、フルタイム勤務ではない場合、更に年収は下がって、200万強というところが多いです。

ホームヘルパーと医療事務ではどっちが資格を取りやすい?

女性に人気のホームヘルパー2級と医療事務

再就職の為に、何か資格を取りたい、という女性に人気なのがホームヘルパー2級と医療事務です。

医療事務も、ホームヘルパー2級も、通信教育でも人気の講座であり、どちらも「慢性的な人手不足」といわれている医療関係、介護関係の職場として、求人がまだまだ見込めるということで人気が高い様子が伺えます。医療事務は、求職者支援事業としてハローワークでの講座が開催されているところもあり、ホームヘルパー2級は、未経験で就職して、働きながら取得できるように会社が支援してくれる制度を設けているところもあるようです。こうした実情が、根強い人気を保っている背景であると考えられます。

しかし、医療事務とホームヘルパーとではその、勤務形態や業務内容にはかなりの違いがあります。今回は人気の二つの業務について、その内容と、資格の取りやすさを比べてみましょう。

ホームヘルパーの業務は、主に「家事支援」

在宅介護の支援者として、引く手あまたなホームヘルパーは、要介護者のいるご自宅に伺って、行う在宅支援が最も中心的な業務となります。病院への送迎や、家庭での食事作り、掃除洗濯など、通常の家庭の主婦がこなす仕事を代わりに行うことや、身体介助といわれる、寝たきりになっている高齢者の体の清潔を保つため、おしぼりで体を拭いてあげたり、洗髪や、歯磨きなどを助けて行ったりします。実際に行うべき業務内容は、ケアマネージャーがが作るケアプランに従っておこなわれます。

共働きのご家庭が増えて、介護の担い手が減少している日本の社会の中で、ホームヘルパーの役割は甚大であり、特に、核家族化が進んでいない地方都市の農村では、独居老人の介助も重要な仕事の一つになっています。

資格取得のためには、試験はありません。講習による身体介助、人体に関する知識、医療、法律などの講義と、実習(養成研修と呼ばれ、講習中の調理、介助の実習と、実際の介護現場での実習の両方)が必要となります。資格取得に学歴等の制限はありませんが、通信教育のコースだけでは2級の資格は取れず、現場での実習が必須条件となります。ハローワークでも、職業訓練や求職者支援として講座が行われていることも多いです。

通信教育などで資格取得に挑戦する場合は、4~10万程度の受講料がかかります、ハローワークを経由した場合は、実質無料や、テキスト代のみ自己負担で資格が取れることもあります。近々法改正によって、2級の資格がより高度な新資格に変わるという話もあり、駆け込み需要が増えています。

通信教育だけでも資格が取れる、医療事務

医療事務は診療報酬明細書の作成が行える知識と、正確な作成実務、計算力が求められる仕事です。資格試験に合格すると、称号が与えられ資格所有者として就職することができます。最も取得しやすいメディカルクラークは毎月試験が行われていて、女性に人気が高い資格です。

資格試験では、実際の医療現場での業務を想定して、学術試験1科目と、実技試験2科目が行われます。実技試験は、診療報酬明細の作成を行うものと、患者に対する接遇の2種類が行われています。実習等の義務はないので、通信教育だけで学んで試験に挑戦することはできますが、合格しないと資格後取れません。しかしながら、前述のように試験自体は毎月行われていますから、すぐに再試験の機会があるという面では、年に1~2回程度しか試験機会がないものよりは条件は良いです。

もっとも取りやすいメディカルクラークは、ハローワークで求職者支援などの募集がある場合もあり、通信教育の場合、費用は3万から7万くらい、平均すると、5万弱くらいの金額になります。スクールなどに通って、受講する場合は10万以上になるところもあるようです。

両者とも就労に対する利点はあります。地域事情やライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

皮膚科の医療事務は、内科よりも簡単ってホント?

単科の医療事務と、総合病院は違う?

医療事務、と一口で言っても、その勤務先になる医療機関は、町のお医者さんから、総合病院まで様々な科や規模に分かれています。医療事務だからといって、すべての医療機関で仕事内容が同じではありませんし、規模は同程度でも、それぞれの病院個別の事情といったものもあるようです。

一般に、入院患者さんを扱うことのない、小さな町のお医者さんでも、皮膚科や歯科と、内科などの総合的な診療を行うところでは、扱う内容が全く違うのは事実で、その業務内容や勤務の形態も、大きな総合病院と比べると、だいぶ違っているようです。そんな中、「皮膚科や歯科などの単科の医療事務は簡単」とか「単科の医療事務は、長続きしなくて、入れ替わりが激しい。」といった噂も聞こえてきます。

本当に、皮膚科、歯科をはじめとする単科の医療事務は、定着度が低いのでしょうか?実際に勤務されている方々からお話を聞いてみました。

皮膚科、歯科などの医療事務は覚えやすい

「定着率が低いということはないと思いますよ。10年以上続けて勤務していらっしゃる方もいますし、やめられた方も、出産とか、ご主人の転勤とか、長続きしないというよりは家庭の事情です。」そう、話してくれたのは、皮膚科の医療事務を8年続けているという、Aさん、30代の女性。結婚前から医療事務の仕事の経験があり、出産を機に一度離職した後、子供の保育園入園と同時に皮膚科の医療事務に採用された。以前にも単科の医療事務ばかりをやってきて、単科のエキスパートといえそうな方です。

「単科の場合、医療事務の業務内容は、確かに限られていると思います。だから、いろいろな科や、院内クラークもやってみたい方には、物足りなさがあるかもしれません。仕事内容そのものは、覚えやすいんじゃないでしょうか?うちに半年前に採用された、未経験者の方がいますけど、そろそろ、ひとりでもかなりやれるようになってきています。」

業務内容が限られているということが、逆に仕事の覚えやすさにもつながっているという指摘をされました。一方で、町のお医者さんだと、総合病院にない苦労もあるといいます。

「今の勤務先ではありませんけど、小さいところだと、看護師さんだけではちょっと手が足りない、というような時は医療事務の方からも診察の補助を頼まれるときがありますよ。ほとんどは、「押さえといて」とか、そんな程度のことですけど。歯科によっては、歯科衛生士さんが、診療報酬のうけわたしから、次回予約も全てこなされているところもあります。私は、患者さんとのやりとりも仕事のやりがいですから、総合病院は合わないかも。」

小さいところには、そこならではの、付随してくるお仕事があるということも、念頭においておくほうが良いようですね。

定着率については、最近は、派遣で依頼する医院も増えていることから、外部から見た場合は、入れ替わったように誤解されているのかましれない、という意見もありました。結局のところ、皮膚科や歯科のようような、単価だから、というよりは、個別の病院事情によるところが大きいようです。

医療事務の短期派遣バイトって?

医療事務で病院以外の就労先はあるの?

医療事務というと、病院や院外処方箋でお薬をもらう調剤薬局のお仕事、というイメージがあり、正規雇用でなければ雇ってもらえないのではないか?と、思っておられる方が多いようです。あちこちのQAサイトなどをみると「医療事務のお仕事につくにはどうしたりいですか?」とった質問もよく見かけます。

医療事務、特に、年間の試験回数が一番多い、メディカルクラークなどは、受験者数も多いですし、短期間の受講で取得できるとあって人気も高く、それだけ医療事務のお仕事につきたいと考える人が多いことを伺わせます。一方で、新しく病院が増えているとは言っても、医療事務で病院勤務というのは、常に求人があるというわけでもないようです。ハローワークや求人情報検索サイトなどでも、「医療事務の募集ばかりが目立つ」というほど、求人のほうが、応募を上回っているというほどではありません。

しかし、医療事務の求人は、必ずしも病院や院外処方箋薬局に限っているわけではありません。

また、働き方にしても、正規雇用とパート勤務よりも、派遣労働者の方がじわじわと増加しているという実情があります。責任のある立場で、全体を統括するような方は非正規雇用というわけには行きませんが、上からの支持を受けながら作業をこなすような立場の人たちは、派遣労働者の割合が意外と高いのです。

そして、そういった方は、短期雇用で働き、年次契約のような形で、4ヶ月~半年などの短い機関で入れ替わり仕事をしたり、産休の臨時職員といった形で採用される方も増えています。

ほかにもあります、医療事務の短期の仕事

病院や調剤薬局の他に、町のドラッグストアなどでも医療事務の短期雇用の募集がある場合があります。ドラッグストアといっても、薬局であって、市販のお薬を売るという場合は、薬剤師がいなければ販売はできません。同様に、こうした場所でも医療事務ができる方のニーズは高いのです。ドラッグストアの新規開店に伴って、医療事務の経験者と薬剤師を募集するというケースも散見します。

越した場合は、直接募集の他、やはり、人材派遣会社に依頼が入る場合も多いようです。病院以上に、より、経営に関するニーズが高いですから、人件費の割合を下げたいという雇用する側の希望は強いのでしょう。

ネット検索で探してみると、多くは4ヶ月~半年未満の短期でのお仕事で、条件によっては継続ありとなっているところもあるようです。

通信教育の医療事務と保育士、どちらが資格を取りやすい?

再就職をめざす女性に大人気、保育士と医療事務の資格講座

結婚や出産を機に退職された方も、お子さんが3歳を過ぎる頃になると、お仕事先を探し始める方が増えてきます。しかし、多くの場合、現役を離れて少し時間が過ぎてしまっていることもあって、長引く平成不況の中、なかなか仕事先を見つけることができないケースも少なくありません。また、やっと仕事には就けても、就労条件が合わなかったり、育児との両立や、勤務先の経営難などでやめざるを得ないことになってしまう方も少なくありません。

そんな中、「資格を取って、少しでも収入アップに結びつけたい。」「資格をもつことで、安定して働ける立場を得たい。」といったニーズは高いようです。そうした希望を持つ方々にとって、通信教育の資格講座は心強い味方です。特に、資格によっては資格取得後の仕事先を紹介もしてくれるとあって、気になる方も多いようです。

たくさんの資格講座の中で、再就職を目指す女性に一番人気があるのは?と調べてみると、医療事務と保育士が人気を二分している様子が伺えます。どちらも、勤務先が安定しているということでは間違いのない業種であり、また、資格をもつことで、より、収入アップにつながると言われる点も魅力なのでしょう。

今回は、この二つの資格について、比較をしてみましょう。

取りやすさや、就労先では医療事務がイチオシ!

医療事務には三大資格といわれる資格があり、通信教育で最も人気が高く、取りやすいのは「メディカルクラーク」の資格です。受験資格に実務経験を問われませんし、年間の試験実施回数も多く、初めてのトライで失敗しても、翌月、すぐにリトライができるという点でも恵まれています。

大手の通信教育講座では、講座の終了後に資格取得できた場合、仕事先を紹介してくれるなどのサービスを行っているところもあって、高い人気を維持し続けているようです。

メディカルクラークの年収は決して高くはないのですが、パート勤務でも募集先は多く、医療関係の職場ということで倒産危機の不安は相当軽減されます。社会保障の面でも各種保険は充実している職場が多い期待はもてます。

ただし、実際の雇用条件は派遣労働が多く、パート勤務なども含めて、年収面では高給取りとは言えません。また、資格としては取りやすいことから、年間の受験者数も多く、有資格者の人数も多いということで、上位資格を持っていないと、収入面では大きなメリットがある、というところまではいかないようです。勤務先によっては、資格手当の支給をしてくれる場合もあります。

やや、取りにくいけれど長く続けられる保育士

医療事務と比較して保育士免許はやや取りにくいと言えます。短大などで関連学科を卒業しているなど、有利な場合もありますが、ゼロからのスタートとなると、8科目という科目数の多さが少々大変です。

保育士試験は年間の試験回数も少なく、医療事務と比べると学科数も多くなりますから、主婦で保育士試験の挑戦する方の多くは、年間回の試験に科目を割り振って確実に合格を目指すパターンをよく見かけます。幼稚園教諭の資格を持っているか、指定の学科を履修していれば、一部科目の免除が受けられます。

しかし合格率は14.8%と非常に狭き門です。一方で、保育待ちの待機児童数が多いという現実はありますから、資格を持っていれば就職口は探せる公算大です。公立保育書などに就職できれば、長く勤められる期待は持てるでしょう。

受験資格など、細々したところで条件が厳しい一面もあるので、とりあえず取っておく、という資格ではないと考えられます。

ハローワークの職業訓練で医療事務が受けられるってホント?

ハローワークの職業訓練とは?

休職中の人が、まず、仕事探しとして利用する公的機関がハローワーク(職業安定所)です。ここには、仕事を提供したい会社や事業者が求人票を登録しています。ハローワークでは、仕事を探している人を、求人票をもとに紹介する業務をはじめとして、求職中のが、より、働きやすくなるように各種の資格取得のための講座や、技術を学ぶための訓練を提供しています。

この、職業訓練の一つで医療事務の訓練生募集が行われることがあります。

求職者支援制度という制度で、対象となるのは、雇用保険の入っていない社会人です。従来の職業訓練というと失業保険を利用してのものが知られていましたが、こちらは、フリーターやパート労働で社会保険の対象にならずに働いてきた主婦などが受講できる資格講座になっています。

医療事務の他、しちょうそんによって、

テキスト代は自己負担になりますが、受講料そのものは無料で、一般の資格講座と比較して格安であるのが魅力です。

求職者支援制度で医療事務を受講するには?

一方で、受講の条件は厳しく、誰でも受講させてもらえるわけではありません。事前に審査があり、世帯収入や、受講者の年齢、家族構成等、応募のあとで面接も行われ、選抜されることになります。

基本的には職業訓練と同様に、受講終了と同時にすぐ就職してもらうことを条件としていますから、就労の意思がない人は受講できません。また、より、就労を必要としている人、つまり、生活が困窮していて深刻に仕事に就くニーズが高い人から受講が認められることになりますから、世帯年収が高く、預貯金が一定金額を超えている人は、それだけで受講対象から外されてしまいます。この、預貯金の確認はかなり厳密で、子供名義で借入れた奨学金を子供名義の口座に積み立てておいたものや、住宅ローンを払っているからボーナス一括払い用に留め置いておいたなどのお金でも、「預貯金アリ」とみなされ上限金額を超えていると、受講対象から外されてしまいます。

また、年齢が50代など、医療事務での再就職の見込みが難しい方や、乳幼児等小さなお子さんがいる方も、受講を認められない可能性があります。

職業訓練や、給食者支援の講座の場合、講義は短期集中で行われ、原則として欠席は認められません。特に乳幼児がいる方は、お子さんの体調不良などで講義を欠席する必要が起こりやすいために、「お子さんの病気の時に、ご家族に看病してもらうことができますか?」といった質問が面接の時になされることもあります。税金で行われる講座ですから、原則的に欠席は認めない姿勢だと考えてもいいでしょう。

実際の講義は、地元のビジネススクールなどが委託を受けて行っています。講義は委託を受けたビジネススクールなどや、公的な会館などを借りて行われています。

医療事務の職業訓練はどこで募集している?

求職者支援制度の医療事務講座は、各都道府県単位で、募集を行っています。窓口は各ハローワーク(職業安定所)で行われています。募集はあまり多くなく、応募はかなりの競争率になることが多いようです。厚生労働省のHPでも、案内が行われています。

応募にはハローワークでの求職票の登録から始まりますから、まずは、住所地の管轄であるハローワークに足を運んでみるとよいでしょう。

医療事務の仕事は、年齢性別で不利になることが少ないってホント?

出産や子育てで女性が敬遠される現実

女性の就職を考えるとき、しばしば取りざたされるのは、「年齢」と「性別」です。女性の場合、短大卒、20歳で仕事についたとして、まず、結婚・出産というライフステージが待ち受けています。雇う側にすると、「やっと慣れたと思ったら、産休や退職されてしまう。」として、しばしば敬遠されるという事実があります。男女雇用機会均等法や、男女共同参画の面からは、決して褒められたことではありませんが、経営という観点から見ると、どうしても不利な要素として扱われてしまう現実があるのです。

更に、産休を含め、子育てで現場を離れてしまうと、そこで、また、こんなんが待ち受けています。子供の看病などで欠勤や遅刻早退が増えると、また、職場から理解が得られず退職を余儀なくされるなどのケースも多く見受けられます。女性にとって、当たり前の「結婚」「出産」「子育て」が、働く上では大きな足かせとなっていることは否めません。

子育てで退職して、子供の手が離れたから、と、再就職を目指しても、今度は「中高年」という年齢が足かせになります。現役を離れてからの期間が長いと、「ゼロからのスタートと同じ」とみなされてしまったり、「勤務できる期間が短くなる」「若い人ほど柔軟に対応が望めない」などの理由で、採用されにくくなったりします。女性の正規雇用には、どうしても、「性別」「年齢」が大きなネックになっている現状があります。

正規雇用を目指す女性に、医療事務の仕事はうってつけ?

一方で、そんな女性たちに医療事務のお仕事は、熱い視線が注がれています。これは、女性にとって、働きやすい職場だから、ということがあるようです。それには、単なる噂話以上の、確たる現実的な理由があります。

第一に、医療事務の現場は女性の多い職場です。そのため、女性が働くことに関するニーズについての経験とリサーチが行き届いていて、結果として、女性が勤務することに対応しやすい条件が早くから整っていたということが挙げられます。医療現場の一端でもありますから、妊娠、出産、子供の病気、介護などに関する理解も深いです。

第二に、経験年数に加えて、資格制度が充実していることから、資格で経験を補えるところも利点の一つです。実務経験が少なくても、資格を取得していれば業務に関する一定の理解は出来ているものとして扱ってもらえます。

第三の利点は、募集が多いことです。高齢化が進む日本では病院は増加傾向にあり、医療関係の仕事は慢性的に人手不足と言われています。パートや派遣労働という形での募集も多く、応募しやすい条件と言えるでしょう。

これらの点から、中高年に差し掛かっても、医療事務のお仕事は比較的女性が入りやすい職場であるということができます。

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