レセプトについての解説

レセプトとは?医療事務のお仕事、ズバリ解決

医療事務でよく聞く「レセプト」ってなんのこと?

医療事務の仕事をしたくて、ちょっとしらべてみたら、あっちこっちに「レセプト」って言葉が出てくる。「レセプト作成」「レセプト入力」とか「レセプト点検」とか…これって、なんのこと?

そんな疑問を持たれたことはないでしょうか?「レセプト」はまさに、医療事務の中心業務ですから、多発するのは当然と言えば当然。でも、一般の生活では、全くお目にかかったことのないような気がしますよね。

医療事務を、医療事務たらしめている、中核的な業務が「レセプト作成」です。試験にももちろん出てきますし、一般事務とは全く異なるのがこの部分と言ってもいいでしょう。では、「レセプト」ってなんなんでしょうか?

「レセプト」は、日本語でいうと?

カタカナで「レセプト」と書かれると何のことやらわかりませんが、日本語で言うと、「診療報酬明細」のことです。病院や歯医者さんに行った時に、お会計をしたときに、何やら紙を渡されることと思います。これは、貴方の受けた医療はこういう内訳明細になっていますよ、ということを点数で示したもので、診療報酬(つまり、医療費)はこの点数をもとにして計算されて、払うべきお金が出されるというわけです。

日本では、国民皆保険制度が施行されているので、漢ジャンさんは基本的に、何らかの健康保険に加入しています。診療報酬明細の作成をするときには、その、保険請求の分を差し引いて、患者さんに自己負担してもらうべき金額を算出する必要もあります。差し引いた保険請求分は、また、別の処理が待っています。

医療事務は、この、診療報酬を計算して、診療報酬明細を作成するというのが最も重要な仕事ということになります。現代は、パソコン事務が当たり前の時代ですから、一般に病院での実務は、パソコンによる自動計算です。そのため、実際には、手で診療報酬を計算することはなく、パソコンに診療報酬の計算に必要なデータを入力していくことがお仕事になります。

作成した「レセプト」は請求前にチェックされる

各病院ごとに作成された診療報酬明細は、月末に、誤りがないかをチェックします。余分に請求しすぎていないか?あるいは、少なく計算されていないか?などの確認作業がされるわけです。これを、「レセプト点検」といいます。点検を行った後、健康保険ごとに、保険で充填されるべき金額を病院が請求するという作業も待っています。

医療事務の資格試験である、医療事務技能審査試験では、診療報酬明細の作成は、試験の核になっています。試験のときは、もちろん、パソコンで作成するわけではありませんから、こちらでは、レセプト作成にかかる基本的な事項をきちんと理解できているかどうか?を見るのが目的です。医療事務の資格は膨大な量の暗記を必要とするため、そこがうまくこなせるかも合格のカギになります。