医療事務での派遣と正規雇用の相違点

派遣で働く医療事務、正規雇用と違う点は?

医療事務は派遣社員が多いってホント?

女性に人気が高く、主婦層の資格取得希望でも必ずトップスリーに上ってくるのが医療事務です。女性の職場としてはポピュラーな印象であり、特に子育て世代の方が、一旦職を退いた後、再就職先として検討されることが増えていると言います。

そんな医療事務の現場、「派遣社員が多い」といった情報もあるのですが…これは本当なんでしょううか?

通信教育や大手スクールからのあっせんは…?

この噂、出所の一つは、大手の資格スクールや通信教育スクールの制度のために出てきているようです。

医療事務で働くのは、無資格で補助者としての勤務と、資格を取って働く方法の2通りのルートがあると言われます。もちろん、未経験無資格よりは、資格があった方が有利ですし、資格を持っているということで、ご自身にも自信がつくという効果もあるのか、主婦層の再就職コースは、圧倒的に資格を取ってからのパターンが多くなっています。

特に、大手資格スクールや大手通信教育スクールの場合、「合格後は、就職先をあっせんします」といううたい文句で生徒募集をかけているところが多いのです。

スクールを利用して資格に合格した場合、派遣登録が行えるようになっていて、登録すると、比較的短期間で派遣先を決めてもらえるというサービスが提供されています。ですから、少しでも早く働き始めたい!という希望を持っている方々には人気があるようです。

正規雇用と派遣の場合は、待遇面に違いはある?

派遣で働く場合と、正規雇用では待遇面での差はあるのでしょうか?

ある、なし、でいえば、端的に申し上げて「ある」ということになるかと思います。正規雇用でなく、パートタイム勤務と派遣でも、同じことが言えます。

派遣就労というのは、基本的に1か所に長期間必ず派遣してもらえることを約束された仕事ではありません。一定の契約期間の間だけ、その職場に「派遣されて働く」という就労形態ですから、まず、原則として、10数年間ずーっと一か所で働くということは難しいものです。派遣先で人が余れば断られるでしょうし、当初から、短期間の穴埋め的雇用を目的に派遣受け入れをする場合だってあります。

次に社会保障についても、社会保険の契約者は病院ではありません。このあたりは、パート勤務でも、時間が短いと社会保険に入れない場合が出てきてしまいますが、入れる場合は、病院の加入している社会保険になります。一方、派遣社員の場合は、雇主は、派遣元でうから、社会保障面に差が生じる可能性はあります。

同じように、時給、手当などの待遇も、派遣元と、病院側で規定が違うことになり、待遇が違う場合も起こり得ます。